被災した実家に行ってきたよ

実家に片付けに行ったのですが……

この写真を見ればお分かりの通り
個人の手作業ではラチがあかんよー。
結局、貴重品を掘り起こすぐらいが関の山。

作業中に一番怖かったのは
この地域には行方不明者がまだ沢山いるってこと。
部屋の中の土砂を掘りながらずっとそれが気になってました。
悲しいやら、怖いやら。
でもそこは自分の実家だというなんとも奇妙な感覚。

片付け中、自衛官と自衛隊車両しか見ないなーと
思ったらまだウチの地域は避難警報解除されてなかったらしい。
2階で一晩明かしちゃったじゃないの。
デカイ余震の時、すんごい怖かったっす。
震度4だか5だかの。
全壊寸前の家はギッシギシいうし、
電気ないから情報は手回しラジオだけだったし。
津波きたらどうしようと……

思いつつも疲れには勝てず寝てしまったけれど。

朝起きて1階に降りてったら
野鳥がバサササって茶の間から飛んでいってびっくり。
すっかり住み着いておったよ……。

しかし改めて思うのは、波に飲まれて、
この家の状態でよくぞ無事だったなぁ
ハハルソン、ババルソン。
ホント、家はともかくそれだけでもういいのです。

というわけで、ひとまず報告でした。

最後に希望の写真をば。

ババルソンが植えた水仙が
干上がった土地でちゃんと咲いてましたよ。

0時05分31秒  |  その他  |  Comments (4)